京都府
京都美術工芸大学

京都美術工芸大学

京都美術工芸大学(KYOBI)のキャンパスは、日本文化の宝庫である「京都」の中心地にある「東山」にあり、京都駅からも徒歩圏内で近くには世界遺産の清水寺や三十三間堂をはじめとする数々の有名な神社仏閣や京都国立博物館などの文化施設にも恵まれた理想的な教育環境にあります。
京都は古い建造物が多く建ち並ぶ歴史と文化の街であると同時に国内屈指の芸術やアート、デザインが集い発信する最先端の街です。本学では、その恵まれた立地を生かしたフィールドワークやプロジェクトを多数実施するなど、京都にある大学だからできる学びを実践しています。
本学の学びの特色は、さまざまな分野や領域を横断して学ぶことできる点です。建築学部建築学科には「建築デザイン領域」、「伝統建築領域」、「融合領域」の3領域があり、芸術学部デザイン・工芸学科には「デザイン領域」、「工芸領域」の2領域があります。それぞれの専門領域で学びながら複数の領域の学びを融合させることによって、新たな発想が生まれます。複数の視点から学びを深めることで、次代を切り拓くクリエイターを育成しています。
また、資格取得サポートも充実しており、他大学では在学中に取得できない建築・デザイン系への就職にも有利な建築士資格やインテリアプランナー資格が在学中に取得可能です。他にも本学独自の緻密なプログラムで学びの充実や進路の幅を広げる資格取得を支援しています。

所在地 〒605-0991 京都府京都市東山区川端通七条上ル
交通 ◆JR・近鉄・地下鉄「京都」駅より徒歩約15分 ◆京阪「七条」駅下車、⑥出口すぐ

学部・学科コース情報

建築学部

芸術学部

 建築学科

4年:150名

  建築デザイン領域

|学べる分野|建築設計/都市計画/インテリアデザイン/ランドスケープ/環境デザイン 工学分野と美術分野両方の学びのバランスを重視。建築に関する多様な知識と美術的な構成力を備えることで、人の感性により深く訴えかける魅力的な建築デザインを学びます。インテリアから都市計画まで幅広く扱いながら社会のニーズに応え、かつ美しく豊かなデザインを生み出せるような学びを展開します。

  伝統建築領域

|学べる分野|社寺建築/町家・民家/数寄屋/茶室/文化財建造物 京都という歴史的にも最高の環境の中で、伝統建築に関わる知識や技術を⼀から学ぶことができます。神社仏閣のみならず、民家や町家などの古い住宅、茶室や書院、明治・大正時代に建てられた近代建築などの歴史的建造物、遺跡や町並みなどを保存、活用していくための学びを実践しています。

  融合領域

|学べる分野|まちづくり/保存/再生・リノベーション/建築構造 建築デザインと伝統建築の各領域を専門的に学ぶだけでなく、それらを融合させた領域も深く学びます。歴史ある建物や街を現代の生活空間に再生・リノベーションするなど、持続可能性を求めるこれからの社会に対応した建築やまちづくりについて考えることもできます。

 デザイン・工芸学科

4年:100名

  デザイン領域(ビジュアルデザインコース、インテリア・空間デザインコース、立体造形デザインコース、文化財情報デザインコース)

◆ビジュアルデザインコース |学べる分野|グラフィックデザイン/写真・映像表現/イラストレーション/パッケージデザイン/ブランディングデザイン/エディトリアルデザイン/ファインアート 人や社会に「視覚的に何かを伝えること」を目的とするデザインを中心に扱います。広告・雑誌・ポスターなどのグラフィックデザインをはじめ、パッケージ、書籍、サイン、そしてWebなど、私たちに情報を訴えるさまざまなデザインを制作するスキルを身につけます。また、イラストやキャラクターデザイン、3DCGの技法も習得します。 ◆インテリア・空間デザインコース |学べる分野|スペースデザイン/インテリアデザイン/店舗デザイン/ディスプレイデザイン/家具デザイン 人が心地よく過ごすには何が必要なのかを見つめ、具体的に空間を演出するインテリアや空間デザインのスキルを身につけます。扱うテーマは、住宅だけでなく、商業施設の店舗デザインやディスプレイデザインにも及びます。併せて、⼆級建築士をはじめ、インテリアプランナーやインテリア設計士などの実務的な資格取得をサポートします。 ◆立体造形デザインコース |学べる分野|プロダクト

  工芸領域(陶芸コース、木工・彫刻コース、漆芸コース)

陶芸、木工・彫刻、漆芸の各分野について創作を通して基礎から技術を身につけると共に、新しい価値を日み出すためのデザイン力を磨き、さらに作品を市場に提案するプロデュース力も合わせて身につけることができます。陶芸、木工・彫刻、漆芸のそれぞれの分野で、優れた技能と実績を備えた教員から直接指導を受けることができ、卓越した技能を有する教員が⼀人ひとりを丁寧に指導する演習形式の授業を展開。技術面はもちろん、ものづくりに取り組む姿勢など、多くのスキルを「目で⾒ながら」習得できます。