1:オイルでハンドマッサージ
爪はもちろん指先や手のケアからはじめます。気分転換やリフレッシュを求めてサロンに来るお客さまも多く、リラックス効果として最適です。
ネイルケアやネイルアートなど、爪を美しくする仕事。
ネイルアーティストはネイリストとも言われます。その仕事としては、つけ爪(ネイルエクステンション)や、爪に絵や模様を描く(ネイルアート)を施す技術が知られていますが、大切な仕事は爪の手入れ(ネイルケア)や爪の修理(ネイルリペア)。ただ爪の色を塗るだけでなく、二枚爪のような爪のトラブルを解決したり、爪の形の矯正なども行います。
ネイルアートが身近になり、ブームとともにネイルサロンの数も多くなりましたが、ネイルアーティストの業務形態はさまざまです。美容室と契約を結び予約に合わせて何店かまわる人や、ネイルサロンに就職する人、マンションの一室で個人的にサロンを開く人などがいます。
一年の中で一番忙しいシーズンは、夏。手のネイルアートの他にも、足の爪に施すペディキュアの依頼が多くなります。予約状況によっては、食事や休憩もとれないことも。また、流行に左右されるネイルアートの世界。立体的な3Dアートやピアスなど、新しい技術を常に取り入れ、流行最先端の色柄を把握することも大切。美容師などと同じように、顧客を多く抱えた者勝ちです。
ネイルアートのスクールで、基礎知識や技術を身につけるのが一般的。趣味向きのコースとプロ養成のコースでは、学ぶ内容の深さが違ってきます。プロネイルアーティスト・独立開業・インストラクターなど、目的にあったコースを選びましょう。人気のある職業だけに、スクールを卒業しても、就職するのは困難。直営サロンを持つスクールを選んだほうが確実かもしれません。また、特に必要な資格はありませんが、日本ネイリスト協会のネイル技能検定試験で技能と知識のレベルをチェックすることもできるので目標にするといいでしょう。作業に没頭できる集中力と、サービス精神が求められます。
爪はもちろん指先や手のケアからはじめます。気分転換やリフレッシュを求めてサロンに来るお客さまも多く、リラックス効果として最適です。
美しくマニキュアを塗るために欠かせない甘皮処理。傷つけないように、やさしく丁寧に処理します。そしてマニキュアを2度塗りします。
細かい作業なので、神経を集中させます。出来上がった時に、お客さまが喜んでくれると嬉しくなります。
アメリカでは、すでにネイル市場が優良マーケットになっており、今後もさらなる発展が見込まれています。日本では、一時期ほどのネイルアートブームではないにしても、まだまだ人気が高く、それに伴ってネイルアーティストを目指す人も多くいます。気持ちをリフレッシュするために指先を飾る女性、営業の時に好感を持たれるためにネイルケアする男性など、ネイルアーティストの在り方は発展し、今後も需要が高まるものと予想されます。ネイル市場は日本においても、将来的にますます期待が膨らむマーケットとして注目されているのです。
ネイルサロンに勤めた場合、技術などにより10万円~15万円くらい。パートタイムで働く場合は、時給1000円前後です。フリーランスや登録制などの場合は予約数に左右されるので、一概には言えません。
サロンの営業時間は、10~11時間です。ローテーションを組むサロンが多いようです。契約やフリーランスの場合は、予約が入った時が仕事です。
特にありません。しかし、アメリカのライセンスを取得すると、就職に有利。日本のスクールでも、そのためのコースを設けている所があります。