AM:1:00:サロン開店
一日の予約状況を把握します。そして、自分が担当するお客さまのカルテを確認。
今回のご要望を照らし合わせ、おすすめするコースを考えます。
エステティックサロンで、全身美容を施す仕事。
エステティシャンはフェイシャル・ボディ・脱毛と、全身をトータルに美しくするスペシャリストです。もちろん、マッサージの技術や肌に関する知識も必要ですが、カウンセリングも重要。お客様の状況や要望を聞き、どこがどんな状態で問題があるのかを見極めます。その上で、エステティックの方法を決めるのです。また、エステティック本来の目的は美容ですが、特に肌のトラブルは精神的な原因も大きいとされています。お客様にストレス解消やリラックスしてもらえる雰囲気をつくり上げるためには、確かな技術力と、親身になって悩みに耳を傾ける姿勢を持ち、お客様の信頼を得ることが大切です。お客様は、リラクゼーションを目的に来店する人も多いのが現実です。
最近のエステティシャンの活躍の場は、エステティック専門店としてチェーン展開するエステティックサロンだけにとどまりません。美容室・都市型ホテル・リゾート施設・スポーツジムなど、エステティックを提供する場所は広がっているのです。多くの若い女性に人気のある職業ですが、その理由の一つとして、技術を身につけておけば、出産などで休職した場合も、復帰しやすい職業でもあることが挙げられます。
大手エステティック専門店などでは、養成期間を設けている所が多くあります。基本的な知識や技術を学ぶと共に、現場での訓練にも積極的です。しっかりした養成期間があるエステティックサロンに就職することが近道です。
■スクールに通う
エステティックに対する考え方や技術は、ヨーロッパから発達したもので、皮膚や身体のメンテナンスをすることで永遠の美を維持するために行われてきました。国際機関による資格制度が設けられており、日本では日本エステティック協会の資格制度があり、同協会主催の試験に合格すれば、レベルの高いエステティシャンとして認定されます。サロンでは即戦力となる人材を求めていますから、同協会に登録しているスクールや理美容専門学校などをまず卒業するのが、エステティシャンになる近道です。
一日の予約状況を把握します。そして、自分が担当するお客さまのカルテを確認。
今回のご要望を照らし合わせ、おすすめするコースを考えます。
まずはカウンセリング。お役様と相談してコースを決めます。視術中は、お客様に、よりリラックスしてもらうような雰囲気を心掛けます。
最後のお客様の施術を終え、お見送りを済ませたのがPM10:00完全予約制のサロンがほとんど。
いつの時代も、女性にとって「美」は課題です。女性の社会的進出が進むにつれ、女性たちは収入を手に入れ、仕事上のストレスまでも持つようになりました。かつては、一部の女性の間でのみ利用されていたエステティックサロンも、現在では年齢も利用層も広がっています。サロン側も、リーズナブルなコースや男性用のエステティックなど、サービスの多様化を進めて供給を拡大していますので、エステティシャンは多く求められています。個人経営のサロンでは給与・待遇に問題がある場合もありますが、クオリティーの高い技術と豊かな人間性があれば、年齢を経ても活躍できる仕事です。
サロンに勤めた場合、22~30万円くらい。技術力や顧客数によっては、若干の格差もあるようです。
サロンの営業時間は、だいたい10~11時間です。勤務ローテーションを組むサロンが多いですが、小規模サロンでは開店から閉店まで勤務の場合も。基本的に残業はなく、休みは月に6日の平日となることが多いようです。
特に必要な資格はありませんが、日本エステティック協会の認定資格があり、資格取得は技術力の証明ともいえます。また、海外にエステティック留学をして、技術力をつける人もいます。